サンボドロモ リオのカーニバル会場

サンボドロモ リオデジャネイロのカーニバル会場

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サンボドロモ リオデジャネイロ
サンボドロモのカーニバルコンテスト本戦



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カーニバルチケットの買い方 リオのカーニバル4

リオのサンバダンサー

サンボドロモのチケットは日本から予約の必要はない。日本からの予約も可能だが、間にたくさんの旅行代理店が入ってそれぞれが手数料を取るので、とんでもない金額になる。一週間前にリオに入るようなスケジュールなら、リオに着いてから現地の旅行代理店で購入するほうが効率的で手っ取り早い。

会場の席にはさまざまなランクと場所が設定されていて、その値段もかなりの開きがある。2005年のカーニバルではだいたい5日前の購入で6000円からあった。この値段は観光客料金だが、日本にいるわれわれが地元のチケット売り出し日にリオまで行って買うことなど不可能なのでやむをえない。

私は初日6500円、2日目15000円くらいの席を確保した。節約旅行が身に染み付いている身には、「それだけお金払う価値あるのか」と実際のパレードを見る前には思っていたが、見終わった後にはその考えはなくなっていた。

そういう値段の席で当日にあわててチケットを探すような状況でなければ、チケットは買い手に有利な状況だ。5日ほど前に購入するのであれば、空席はたくさんあっていくつかのランクの席から自分のお好みの席を選ぶ余裕がある。



リオのカーニバル サンボドロモ会場地図3
パンフレットとサンボドロモ会場    サイトマップへ





サンボドロモ Sambodromo とは

・ブラジル各地のサンバパレードコンテスト会場のこと

サンボドロモ Sambodromo とはサンバパレードを披露するための巨大施設。リオのみでなくブラジル各地にある。画像上のようにパレード行進できる500mほどの大通りを観覧席が取り囲む構造になっている。

・リオデジャネイロのサンボドロモ Rio de Janeiro

リオデジャネイロのサンボドロモはリオのカーニバルの最上位14チームのパレードコンテスト会場。マルケスジサプカイ通りにあり、大通りの長さは700メートル。観客席収容人数9万人。正式名称サンボドロモ ダ マルケス ジ サプカイ Sambodromo da Marques de Sapucai、アポテオセ広場 Praca da Apoteose ともいう。



 Rio de Janeiro コルコバードの丘から

リオ市内の旅行代理店でカーニバルチケット購入

リオのサンバダンサー

実際にチケットを購入する場所はリオ市内の旅行会社。観光客エリアであるコパカバーナ地区やセントロに複数密集しているので、いくつか回って自分で席のランクや料金についてチェックするほうがいい。セントロよりコパカバーナの旅行会社のほうが料金的には良心的だった。

旅行代理店であれば大体簡単な英語は通じる。日本語は全く通じない。あらかじめ簡単なポルトガル語を丸暗記して臨むと手際よくことが運ぶ。筆談も効果的だ。日本語の通じる旅行代理店もなくはないが、そう言う所は日本人料金を設定している場合が多いので注意が必要。

私は日本語の通じる旅行会社に5日前に電話で問い合わせたら7万円の席しかないと言われた。おそらくこの席は1階の大相撲のます席のような場所と思われる。ただ指定席になっているようなので1階の後ろの指定席になるよりは2階の最前列の方が場所的にも値段的にもおいしい。


1 USD = 3.2311 BRL / 1 BRL = 0.30949 USD  2016/08/26 10:30


Rio de Janeiro

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カーニバル本戦とチャンピオンパレード

リオ サンボドロモ

またカーニバル当日のチケットよりも1週間後に行われるチャンピオンパレードの方がチケットは確保しやすい。優勝が決まった後のエキシビションなので本戦の熱はないが、観光と割り切ってみるならこちらを見たほうがいいかもしれない。

しかしカーニバル直前にしかリオに入れない場合でも、やや高めの料金でなら現地でチケットは確保できるだろう。高くてよくない席しか残ってない可能性は高いがチケットがなくなることはない。日本からチケット確保したいという場合は現地旅行会社に問い合わせを。たぶん格安手配はできない。




サンボドロモのゾーン リオのカーニバル

サンボドロモのパシスタ

8~9万人収容のサンボドロモの会場はとても大きく、観覧席も1から13までのゾーンに区切られていてそれぞれのゾーンによってその値段も大きく違う。それが先に述べた6000円から7万円の料金の差。言葉で説明するより図で示したほうが早いので下の図を参考に。パレードはこの図の手前から奥に向かって1チーム80分の持ち時間で行進する。

やはりここで気になるのは席の料金に10倍以上もの開きがあることだ。同じ会場内で同じサンバパレードを見るのに、そんな料金の差に相当するほどの席に違いがあるのだろうか。どの席で見ようとやっている内容は同じなのだから、わざわざ高い料金を払って高い料金の席で見る価値はあるのか。サンボドロモのパレードを見る前には私もそういう疑問があった。

だが実際に会場に足を運んでみてその疑問はすぐに解けた。結論から言えば、私はわざわざ高い料金を払って高い席で見る価値は十分にあると感じた。実際にすべてのゾーンの席でカーニバルを見たわけではないが、2005年のパレードで1日目と2日目あえてその違いを確かめるために、その時手に入れられる一番安い席(6500円)とその倍以上の席(15000円)を別々に取ってみた。私の率直な感想ではそのテンションの違いは料金以上の差だった。



Rio de Janeiro

カーニバルチケットの買い方 リオのカーニバル

リオのカーニバル サンボドロモ会場地図3

6500円の席は右の図の⑥や⑬の位置にあり中央のサンバパレードの通る道からかなり離れている。

山車の上に乗っているダンサーしか見えず多数の集団舞踏のダンサーは頭の被り物しか見えない。ここのパレードする通りに一番近い一階席はすべて指定席で当日空席がかなりあった。

15000円の席は下の図の⑤の位置。なぜか全席自由席の早い者勝ち。⑥とは全く違ったテンションだった。ここに載せている画像のほとんどは⑤の最前列で取ったもの。

ただ席の値段がそのまま席のよさになっているかといえばそういうわけでもなく、③⑤⑦⑨のように同じような席であるのに意味なく高い料金が設定されているようなところもあるので、チケットを購入する時には注意が必要だ。ちなみに⑨は観光客専用の席でかなり高い。席もすべて指定席になっている。

びー旅的には7万円のチケットは論外。また逆に安いほうの席としては、私の初日の席⑥(Cadeira6)の後ろにさらにパレードの道から離れたスタンド席があった。当日会場周辺のダフ屋から買って1000円以下という話を聞いたがお勧めできるかは微妙。個人的な感想では2日とも⑤ランクの席に行った方がいいような気はする。私自身もう一回⑥の6500円の席で見たいかと言われれば返事は微妙。12万円の航空券でわざわざリオまで行って数千円を節約してテンション低いカーニバル観戦になるのは賢くない気がする。



カーニバル当日サンボドロモでの注意

リオのカーニバル サンボドロモ22

サンボドロモのカーニバルパレード決勝は日曜と月曜の2日間。1日6チーム、2日間で12チームのパレードが夜の9時に始まって朝まで繰り広げられる。予定は朝の5時だが実際は8時過ぎになってしまう。席は場所によって指定になっている場合と自由席になっている場合がある。さほどお金をかけずにいい席で見るには自由席になっているSETOR5のようなチケットを買って会場に早めに行くことだ。とは言っても日本と違って前日から並ぶような習慣はブラジルにはない。私の場合は3時間前に会場に行って2階最前列を余裕で確保できた。

会場では最後まで見るとすれば11時間過ごすことになるのでそれなりの準備は必要。別に2~3時間で帰ってもかまわないのだが。会場入りに必要なものは水と食料。会場の中にもハンバーガー屋のようなものがあるが高い。地元系のポルキロレストランならお弁当スタイルにパックしてくれるのでそういうところで前もって食べ物買って会場入りした方がいい。地元ポルキロのローストチキン弁当1食分200~300円といったところ。

※ポルキロレストランとは日本で言うバイキング形式のレストランで、お皿に好きな料理を好きなだけ取ってキロ当たりいくらという量り売りスタイルのレストラン。地元系だと4R$(160円 2005年の料金)で食べきれないほどの量が食べられる



リオブランコ通り 下位グループのコンテストがサンボドロモとは別日にある。

カーニバル会場 サンボドロモの過ごし方

地元民の多い自由席だと席の取り合いが激化するので、会場に入ったらまわりの観客と仲良くなっておくことをお勧めする。後発のたちの悪い割り込み組にその人たちと連携して抗議できるような体勢をつくっておくといい。こういうときに英語とポルトガル語はとても役に立つ。

特に深夜の2時頃までは最前列の場所取りは熾烈になる。2人以上で会場入りしているなら、1人が場所確保してその間に1人がトイレ行ったりできるが、そうでない1人参加の場合はまわりと仲良くなってないとトイレにも行けなくなる。トイレから帰ってきたときに同じ場所を確保するのはほぼ不可能だ。特に最前列で手すりにつかまって立った状態で観戦していると座るだけで場所をとられてしまうので6時間立ちっぱなしのような状況になる。ただ別に最前列でなくていいならこういう難はない。

午前3時過ぎる頃になると観光客は帰りだすので席は大分落ち着く。この時間で帰るのは主に欧米からの観光客。地元のブラジル人はほとんど帰らずに最後までパレードに熱中する。


またこの時期、南半球のリオは夏であると同時に雨季でもあるのでパレード中雨が降る確率も高い。昼間日が差していると日本の真夏のようになるのだが、夜中雨に降られるとかなり寒い。Tシャツ短パンで参加する場合は簡単に上に羽織る感じの上着があったほうがいい。雨具も兼ねる100円ショップのビニール合羽がかさばらなくていいかもしれない。傘は後ろの人が見えなくなるので顰蹙をかう。パレード自体は雨天でも決行する。


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サンボドロモ リオ4


コルコバードの丘


リオのカーニバルに行く方法

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Rio de Janeiro


ブラジルの通貨はレアル(R$)
1 USD = 3.2311 BRL
1 BRL = 0.30949 USD

1 JPY = 0.03215 BRL
1 BRL = 31.1034 JPY
2016/08/26 10:30

2008年6月26日に1US$=1.6025R$、1R$=67.3697円だったレアルが12月2日には1US$=2.34R$になり一時以前のような旅行者に優しいレートに戻った。しかし2016年の五輪開催決定で再び09年10月23日1US$=1.7185 R$ と旅行者に厳しいレートになる。今思えばこのころがブリックス(BRICs)イケイケムード全盛だったように思う。

しかし2016年8月25日リオ五輪終えた現在は1 USD = 3.2311 BRLと旅行者ニコニコレート。ブリックスパワーも減速気味。

本文中のレートは2005年2月のもの。1US$=2.7R$位だった。


リオデジャネイロ グロリア湾方向からセントロを見る


通貨単位R$のポルトガル語の正しい読みは「ヘアル」、ほとんど複数形「へアイス」で使う。だから通貨単位は「レアル」ではなく「ヘアイス」で覚えておいたほうがいい。

市内の銀行などでの両替はしにくい。外貨両替ができる銀行とできない銀行があり、できる銀行と思って長蛇の列に延々30分並んで結局両替できずということがよくあった。地方に行けば行くほど両替しづらい傾向は強い。ブラジルに着いた時、空港などである程度まとめて両替しておいたほうがよいだろう。リオ市内で替えるなら銀行よりセントロやコパカバーナにある両替屋のほうがいい。トラベラーズチェックの使い勝手はとても悪い。レートも現金よりかなり悪いし、両替するところによってアメックスはいいがビザはだめなど現金化できない場合がある。

ブラジル、特にリオデジャネイロではクレジットカードがよく使えるので持っていると便利だ。地元のレストランで600円程度の食事をしてもクレジットカードで払える。ブラジルは両替したいのだけどできないとか、できてもレートが極端に悪いとか両替事情のことで頭を痛めることが多いのでクレジットカードを持っていくことをお勧めする。ビザとマスターの通用度が高い。